4.狼と香辛料

アニメ1期と2期をめっちゃ久しぶりにみた!前はもうホロが可愛すぎてやばかったけど、今観るとなんや、ロレンスもかっこよすぎやん、、何このカップル理想的すぎる尊い、、、

ってなった。

 

あらすじ

舞台は中世ヨーロッパの街で行商人のロレンスは街で荷を買い付け、それを次の街で売る旅をしている。夢は自分で店を経営することだ。そんなロレンスが訪れた麦の名産地は、古くから麦の豊作凶作を操る狼が神として崇められていた場所だった。しかし農耕技術が発達し、人々は自らの力で麦を豊作にできると思い、狼を神として崇めないどころか、狼が気まぐれで凶作をもたらしてると思い込み、疎み始めた(本当は毎年豊作にすると土地が痛むから、休ませるために凶作を挟んでいただけなのだが。)。それが辛くなり、北の自分の故郷に戻りたくなった狼のホロは人に姿を変え、ロレンスと共に北の故郷を目指すたびにでる。

 

ざっとこんなあらすじ。

ホロは萌えポイントがありすぎるんですよ。獣耳、古風な口調、知的、男を手のひらで転がせる、10代美少女の見た目、表情豊かで怒ったり拗ねたり甘えたり素直にしてくるなどなど。もういくら見ても飽きないくらいな子。ひたすら可愛い。

でもロレンスもかっこいいことに気づいた。仕事熱心で、優しくて、わがまま聞いてくれて、穏やかで、でも怒るところは怒って、鈍感で、仕事で失敗すると取り乱すけどちゃんと謝ってくれる、ホロが惚れるのもわかるなあって感じ。イケメンで男らしいのに、可愛くて子どもっぽいところもあるとか素敵すぎでしょ笑

この二人の信頼しあったスパイスの効いた掛け合いがとてもいいんだけど、マーケティングの話としても結構面白い。

最初の方でロレンスが毛皮を売ろうとしてトレニー銀貨140枚って言われて妥当だと思い、了承しようとするとホロが止める場面があるんだ。そこでホロはその売る相手に毛皮の匂いを嗅いでほしいというの。その人が嗅ぐと、なんと毛皮からりんごの甘い匂いが。🍎そこでホロは「今年の豊作で甘い果物をたくさん食べた動物の毛皮じゃから、甘い匂いが立ち上ってくるんじゃよ。」って説明し、トレニー銀貨210枚で売ることに成功した。種明かしするとホロが事前にりんご🍎をたくさん買い込んでその匂いを毛皮に染み込ませていただけなんだけどね。ただこの毛皮の品質の良さを言うより、毛皮からのりんごの匂いの説明は情景が浮かんでくる。美味しそうにたらふくりんごを食べる動物の姿が。人が物を買うとき、ただ品物が欲しいわけでも品質が良いものを買いたいだけでもない。その品物を得ることの幸福感(例えば流行ってるブランドの物で人に自慢できるとか、好きな芸能人が持ってたものだとか)も商品を買う動機に大きく関わってくる。人は品物を買うことでそれに付随する夢を買っているのだ。ただ良い品質の物を売るだけじゃなく、その人がどんな夢を求めているかを把握し、そこに働きかけることでより高く物が売れる。そんなことも学べる。

すごすぎる。

彼氏が狼と香辛料めっちゃ好きって言ってた時びっくりした。周りに観てる人いなかったからね。後、蟲師も好きと言ってて、趣味が合いすぎて驚いた笑なんかそんなことが妙に嬉しいよね。