2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2.乳と卵 川上未映子

2008年芥川賞受賞作。これ初めて読んだ時はあんま面白さわからなかったけど、今読んだらめちゃくちゃ面白い。関西弁のテンポの良さと女の性の苦しみと家族の関係みたいなのが上手く融合してる。 あらすじ 東京で一人で暮らす主人公の元に姉が娘を連れて関西…

1.ひとかげ よしもとばなな

また性懲りも無く読書日記を始めようとしている。楽器をやめてしまっている現在、本が私の差し出す右手となり、人とコミュニケーションをする架け橋となるのだろう。 私が本を読む時に感じる泉がこんこんと湧き出るような静かで深い喜び。その正体を知りたい…