15.恋しくて 村上春樹訳編

今週はなかなか大変だった。

人生で一番英文を読んだ月だった。高校の時も全然好きじゃなかったし、英語なんて最初見るのも嫌くらいだったけど、英語読まないといけない環境になると慣れてくるなと思う。

この機会にTOEIC勉強しようかなと思う。

 

さて、先月は資格試験の勉強で忙しく本が読めなかったが、今月は電車の中や休憩時間に本が読めるような余裕が出てきた。

ということで今日読んだ本を紹介。

 

「恋しくて」という村上春樹が選んで訳した世界のラブストーリーが入っている本だ。まず装画が竹久夢二で、その絵が実家にある見覚えのあるやつだったので目に留まった。カバーが日本画なのに収められてるのは世界のラブストーリーだって書いてあって面白そうだなって思った。

村上春樹は小説を書く合間に様々な作家の本を翻訳している。この翻訳という作業ー読み取った英文を日本語に翻訳し、和文としてわかりやすい文章に置き換えてくことーが次の小説を構想していく突破口になったりすることがあるらしい。村上春樹の訳したものは読みやすいので結構読んでいる。

 

このラブストーリーだが、学生時代から一途に好きな人を思い続けている甘い話や、不倫中の女の人がその男の人と別れたいがために旦那のふりをして脅してもらうための人を雇う大人の苦い話まで様々な種類のラブストーリーが盛り込まれている。

「愛し合う二人に代わって」と「テレサ」が好きだったな。

月並みな表現だけど、昔も今もきっと未来も世界の様々な人が恋をして、それぞれにお互いとしか共有できないドラマがありっていうのを想像すると不思議な感じがする。私達が「恋愛」という同じ言葉を聞いても連想されるものはきっと人によって違うんだろうなって。

 

なかなか忙しくてブログも書けないけど合間を見て書きたいですね。